29日朝、福岡県中間市にある筑豊電鉄の駅で停車するため徐行運転をしていた列車に8歳の男子児童がはねられました。

男子児童は倒れたものの、列車と線路の間に潜り込むような形になり命に別状はないということです。

29日午前7時45分ごろ、中間市土手ノ内の筑豊電鉄・希望が丘高校前駅の近くにいた人から「電車と小学生の男児の事故。男児が電車の下敷きになっている」と110番通報がありました。

駆けつけた警察や救急隊が2両編成の列車と線路の間に倒れた後、自力で脱出した8歳の男子児童を確認。

男子児童はすぐに病院に運ばれましたが、命に別状はなく頭や口などに軽傷を負っているということです。

警察によりますと、現場はホームを往来するためなどに設置されている歩道の踏切部分で男子児童は列車の接近に気づかず停車する直前の列車にはねられたとみられています。

警察は、列車の運転士から話を聞くなどして事故の原因を詳しく調べています。