珍しい血液型でも輸血・献血はできる?

ところで、気になるのが輸血が必要な場合。特殊な血液型でも問題ないのでしょうか。

(愛媛大学医学部附属病院 輸血・細胞治療部長 山之内 特任教授)
「基本的にはどのタイプの人でも輸血ができる、O型を輸血するのが良いとされています。輸血の前には検査をしてその人の特性に合わせた血液型が輸血されるので、大きなケガや手術で輸血が必要な場合でも心配する必要はありません。」

また、愛媛県赤十字血液センターによるとcisAB型の人も献血は可能で、成分によっては使用できるということです。

血液型を知らなくても日常生活で困ることはありませんが、誤解やトラブルにつながらないよう特殊な血液型があることを知っておきたいですね。