北海道網走市で8日、林道にとめられた車から、3人の遺体が見つかりました。警察は事件と集団自殺の両面で調べています。

 遺体が見つかったのは、北海道網走市美岬の道道76号から山側に入った林道です。

8日午前11時前、付近を通りかかった人から、「きのうから駐車してある車が今も駐車してある」「確認すると車に目張りがしてある」と駐在所に通報がありました。

 警察官が駆けつけると、ドアや窓をテープで目張りをしてある軽乗用車があり、車内から3人の遺体を発見しました。

3人に目立った外傷はなく、車内には、使用済みとみられる練炭が置いてあったということです。

車内に残されていた所持品などから、遺体は30代の男性と、10代後半の女性2人とみられています。

北海道警・網走警察署

 警察は、3人の身元と死因の特定を急ぐとともに、事件と集団自殺の両面で調べています。