ほの暗いワインレッドのお月様。
思わず見とれていた方も多かったと思います。
未明の「皆既月食」です。
3年ぶりの天体ショーが北海道内でも見られました。
皆既月食は、太陽と地球と月が一直線に並ぶことで、満月が地球の影に完全におおわれる現象です。
こちらは、北海道東部・弟子屈町の藻琴山でHBCのカメラマンが撮影した皆既月食です。
午前1時半ごろから明るい満月が欠け始め、1時間後には赤黒く皆既月食となり、周りも漆黒の闇に包まれました。
昨夜から未明にかけて広い範囲で晴れた北海道内。
北海道北部、名寄市の市立天文台「きたすばる」にも約40人の天文ファンが訪れました。
皆既月食の状態になると、月は、屈折した太陽の赤い光が当たり、「赤銅色」という独特の色に染まります。
訪れた人は、国内では、約3年ぶりの光のトリックに見入っていました。
訪れた人
「赤くてすごかった」
訪れた人
「めっちゃきれいだった。写真も撮れて超きれいだったよね」
国立天文台によりますと、次の皆既月食は2026年3月3日と予測されています。