横綱2場所目での活躍に期待が高まります。大相撲秋場所を前に、5日横綱審議委員会による稽古総見が東京の両国国技館で行われました。
横綱として初めての優勝を狙う石川県津幡町出身の大の里は負け越すなどやや課題を残しました。
14日から始まる大相撲秋場所を前に行われた稽古総見では、八角理事長らが見守る中、大の里は横綱・豊昇龍、大関・琴桜との申し合い稽古に臨みました。
7月の名古屋場所はは11勝4敗に終わり、「苦しい15日間だった」と振り返っていた大の里。
秋場所は優勝を目指したいと意気込む中、力強い押し相撲を披露する場面もありましたが、3勝8敗と負け越しました。
大の里「全然ダメですね。すべてにおいてあまり良くなかったので、きょうはきょうで終わったので、またあすしっかりと頑張りたい」
8月25日は金沢場所も開かれ、地元から多くの声援があったことについて問われると。
大の里「またそれ(声援)を力に変えられるよう、しっかり準備して頑張りたい。先場所と同じ失敗をしないよう、最後まで優勝争いに絡んで盛り上げられるよう、横綱としてしっかりやっていきたい」
秋場所では、横綱としての初優勝に向け、郷土の星に期待が高まります。