気象台はきょう5日、屋久島町の口永良部島の噴火警戒レベルを3から2の「火口周辺規制」に引き下げました。
口永良部島では今年7月ごろから火山性地震が減少していて、気象台は、5日午前11時、「火山活動に低下が認められる」として、噴火警戒レベルを3から、2の「火口周辺規制」に引き下げました。
レベル2になったのは今年6月以来、およそ3か月ぶりです。口永良部島には現在、58世帯85人が暮らしています。
(島の住民)
「今までの経験や訓練をもとに、避難誘導などしていきたい」
「今後、島民と協力して噴火など警戒しながら生活していきたい」

気象台は新岳と古岳の火口から概ね1キロの範囲では大きな噴石や火砕流に、西側は新岳火口から概ね2キロの範囲で火砕流に警戒するよう呼びかけています。