気象庁は、和歌山県であす5日未明から昼前にかけて「線状降水帯」が発生するおそれがあると発表しました。

線状降水帯とは、発達した雨雲が線状に連なって強い雨を降らせる雨域で、その規模は長さが50~300km程度、幅が20~50km程度に及びます。

気象庁は4日午後6時ごろ、台風15号の接近に伴い、「和歌山県であす5日未明から昼前にかけ、線状降水帯が発生し、大雨災害が発生する危険度が急激に高まるおそれがある」と発表しました。

必ずしも線状降水帯が発生するわけではありませんが、仮に発生しなくても大雨となる可能性が高い状況です。

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。