大分県内の新型コロナの感染者数は9週連続で増加し、注意報水準が続いていることから県は感染予防策の継続を呼びかけています。
8月31日までの1週間に県内で確認された新型コロナの患者数は、前の週よりわずかに増加し、1医療機関当たり12.72人でした。患者数は6月中旬以降9週連続で増加していて、先週から県の注意報水準が続いています。

(県健康政策 感染症対策課・池辺淑子課長)「閉め切った室内でエアコンを使うので一人感染者がいると一気に広がっちゃったりというように感染が広がりやすい環境が要因として一つある」
保健所別では南部が20.4人で最も多く、次いで東部が15.25人、大分市が14.59人などと続いています。
(池辺淑子課長)「今立ち上がり始めたところなのでもう少し流行があると思っています。そうなると学校現場が今後の感染拡大の場として心配しなければならなくなるかもしれない」
新学期がスタートしたことから、県は集団活動における感染予防策やエアコン使用時の換気などを呼びかけています。