形は「まん丸」6種の味変

さらに、専門店ではこれまでのイメージを覆す【進化系】が続々と登場。

2024年2月、東京・新大久保にオープンした『Dongrami』では、細長い棒状ではなく、【コロンと丸い一口サイズ】の「チュロスボール」(約13個入・550円~)が人気。

ディップソースがチョコやキャラメルなどの甘系から、カルボナーラといった変わり種まで6種類から選べるのも人気の理由です。(ソース各100円)

西堀部員:
「カルボナーラソースのチーズが濃厚で、甘じょっぱくて癖になる」

さらに、提供されるスタイルが“持ちやすい上に可愛い”と評判に。

絵の具パレットのようなトレーには3つの穴。そこにソースのカップと、チュロスボールのカップを差し込み提供してくれます。

ただ、1つ気になるのは、「棒状じゃなくてもチュロス」なの…?

店主・張 秀亮さん:
「本来チュロスは『星形の口金で絞りだした生地を揚げたもの』なので、丸くてもチュロスと言えるんじゃないかなと」

「アイスが染み染み」新感覚

<チュロス=長い>という概念を覆すチュロスは神奈川・横浜市にも。

6月にオープンした日本初のアイスチュロス専門店『Gold Chillin'』では、カリッと揚げた【平たい円形のチュロスにアイスをサンドした】新感覚のスイーツ「アイスチュロ」(3個・1300円)を販売しています。

西堀部員:
「カリカリのチュロスにちょっと溶けたアイスが染み染みで、超美味しい」

チュロスで「推し活」

東京ドームシティ(東京・文京区)にある『DANNY CHURROS TOKYO』でも、一風変わったチュロスが。

「名前とかをチュロスで再現して食べるっていう感じ」(10代女性)
「推しの名前を作ってもらいました」(20代女性)

なんと、ひらがなやアルファベットなどをかたどった【文字チュロス®︎】(1文字・250円~※要事前予約・文字数や種類によって価格が異なります)

好きな言葉を作ってくれるので、アーティストやキャラクターなどを応援する“推し活”スイーツとしても人気となっています。

「ぬいぐるみと文字チュロス®︎で写真撮ったりとか、めちゃめちゃ流行っている」(20代女性)
「東京に来るたびに注文している。可愛いのと、美味しかったのでリピート」(大阪から3回来店・30代女性)

チュロスの進化はまだまだ続きそうです。

(THE TIME,2025年9月2日放送より)