店名の「プチタプチ」は、フランス語で「少しずつ」という意味。子育てなど家庭との両立は決して無理せず、8人のママが自分たちのペースで働きます。

オーナー宮本明子さん:「育児に追われていると自分ってダメだな…と思う場面が本当にずっとあって、自信のないママたちの集まりでここを始めさせてもらって。子どもも大好きで優先したいところではあるが、母ではあるが、女性として自分の好きなこともバランスを見ながらやりたいなという気持ちもあった」
富澤恵(とみざわ・めぐみ)さんは、中学1年から年長まで4人の子を持つママです。

富澤恵さん:「コロナ禍のおうち時間ですごくハマってそれから。子ども中心・家庭中心の中で、自分がやりたいことが(できる)、場所を作ってもらったことがすごくありがたいなと」
末っ子の陽和ちゃんをおんぶしながら調理するのは小林未来(こばやし・みき)さん。調理師の資格を持ち、カフェ営業で出しているランチを担当しています。

小林未来さん:「(調理の仕事を)続けたかったし好きなので、そういう場を作ってもらえて感謝している。麹を結構使っているので、食べて元気になれるような食事を出せたらなと思っている」