食べられる?!“謎ワカメ”無限の可能性
詳しい話は不明ですが、滋賀県の北東部・姉川流域や沖縄県では、イシクラゲが食べられていたというのです。


しかし、自然に発生しているものは有害物質を吸収している可能性があるため、むやみに食べるのは禁物。現在は安全に食べることのできるイシクラゲの栽培研究が進められています。
龍谷大学 玉井鉄宗准教授
「栽培試験でどういう条件がベストかっていうのを見ている最中ですね。あともう一歩っていうところですね」

玉井准教授によりますと、イシクラゲは水だけで手軽に栽培できるほか、機能性成分を含み、医薬品や化粧品にも応用できる可能性があるといい、幅広い利用が期待されています。

龍谷大学 玉井鉄宗准教授
「医薬品とかサプリメントとかに供給できるようになると、高値で取引されるということで。今、農業で問題になっている環境保全の問題とか労力の問題とか、儲からないとかいう問題を全て解決できてしまう可能性がありますので、農業として将来性はあるかなというふうに思ってるんです」
