ドラゴンアーム 無差別級 田口智則さん
「(相手は)手首の付け根から相手小指を跳ね上げるように巻いていきたいんですけれども、それが効かないんですよ。相手がここから動けない。で、彼の方向が噛み手なので、横に行くんですけどそのときここに彼の体重が全部のってくるんです。それがとんでもない速さで来るんです」
吉田さんとアームレスリングとの出会いは10年ほど前。
境港市の「みなと祭」でイベントとして開催されたアームレスリング大会に出場した際、大会を主催していた、現在の鳥取県アームレスリング連盟会長の目にとまり、スカウトされる形で競技をはじめました。
鳥取県アームレスリング連盟 濵田直史会長
「最初は何の変哲もない素人の構えで、レディゴーをかけたら、すごく上半身の使い方がよく、綺麗に倒してもうでっかい選手なんかもバタバタ倒すような人でして、見てて終わったらダッシュで勧誘!」
ドラゴンアーム 70キロ以下級 吉田亮さん
「喜んで、すぐ行きますって」

吉田さんはかつて鳥取城北高校野球部で甲子園を目指していましたが、社会人になってからは趣味で野球をする程度。
ちょうど何か熱中して取り組めるものを探していたということで、濵田さんの誘いを受けすぐさま競技の世界へ。
しかし、それまでしていたのはあくまでも「腕相撲」…「アームレスリング」を知り、自慢の腕っぷしはすぐに砕かれました。
ドラゴンアーム 70キロ以下級 吉田亮さん
「全然勝てなかったですね。もう50キロぐらいの人に負けたりとか。こんな軽いのに強いんだろうと思って」














