再犯防止に有効か「GPSによる位置情報の共有」
では、再犯を防ぐためにどうすれば良いのか?
「ストーカー・リカバリー・サポート」ではストーカー加害者に対して、▽ストーカー行為のレポートを書いてもらう、▽加害者同士でのグループワーク、▽24時間電話相談対応などを行っています。
守屋代表は、再犯防止に有効なのは「GPSによる位置情報の共有」だと考えています。
これは、携帯電話の位置情報を本人の了承を得た上で守屋代表と共有し、外出の際にはその携帯電話を必ず持っておいてもらいます。位置情報が対象者(被害者)に近づいた場合は連絡し、その連絡に出ない場合は警察に介入してもらうと伝えた結果、かなりの抑止力になっていると当事者自身が言っているということです。