オウム真理教の後継団体、「アレフ」の信者が使用が禁止されている教団施設で活動したとして、北海道警は、1日、団体規制法違反の疑いで「アレフ」の札幌の施設に家宅捜索に入りました。

 北海道警の捜査員約50人が家宅捜索に入ったのは、札幌市白石区にあるアレフの施設です。

 

 アレフには、団体規制法に基づき、全国16の教団施設の使用を禁止するなど再発防止処分が出されていましたが、2025年2月、札幌市白石区の教団施設で、幹部を含めた信者数人が教団の今後の方針を話し合うなどアレフとしての活動を行った疑いが持たれています。

 

 時崎愛悠記者
「午後8時です。捜索に入っていた警察官約50人が押収した段ボールを手に施設から出てきました」

 公安調査庁からの告発を受け、北海道警が団体規制法違反の疑いで強制捜査に乗り出し、押収した資料を分析し活動の実態を調べる方針です。