9月1日の防災の日に合わせ、TUFなど福島県内5つのテレビ局が一つになって、1日から防災キャンペーンを始めました。去年に続き、5局のアナウンサーが避難のポイントなどをまとめた動画で防災・減災を呼びかけます。

2019年10月、県内に甚大な被害をもたらした「台風19号」。おととし9月には、県内で初めて線状降水帯発生情報が発表され浜通りで大きな被害が出ました。年々、大雨災害は全国で激甚化しています。

「ふくしま5局防災キャンペーン」は県内5つのテレビ局のアナウンサーによる動画で県民に防災を呼びかけようと去年から始まりました。TUFの担当は佐藤玲奈アナウンサーです。

2回目の今年は「大雨・雷への備え」がテーマ。6月に動画の収録が行われ、制作した動画は各局1本ずつのあわせて5本。災害発生前からのハザードマップの確認や洪水時の避難のポイントなどを5局のアナウンサーが呼びかけます。

「洪水の時、車で避難。これ危険です!浸水でエンジン停止、流れがあると浅くても流されます。守ろう命!マイリスク、マイ避難!」

佐藤玲奈アナ「地震については防災をしていても、洪水については考えていないという方も多いと思うので、洪水も地震も災害全体について防災を考えてほしいと思います」

この動画は1日から10月17日まで県内5つのテレビ局の放送をはじめ、インターネットでも配信されます。今回は「大雨・雷への備え」ですが、来年には「地震・津波への備え」を呼びかける動画が作られる予定です。

また、災害情報の確認は「TUF NEWS DIG」が便利です。災害への備えとしてもぜひご活用ください。