日本海では2か月の休漁期間を経て底引き網漁が解禁され、石川県内の漁港には秋の味覚をたっぷり積んだ漁船が次々と帰港しました。

加賀市の橋立漁港では、8月31日よる9時半ごろに出港した船が、日付が回った1日午前0時から漁を行いました。解禁初日に漁ができるのは3年ぶりということですが、日中は風が強まり、帰港を早める船も見られました。

船が戻ると、カレイやタイ、メギスなどが次々と降ろされ、港が活気に満ちあふれていました。

漁師「それなりに獲れたわ。ノドグロとメギスとタイ。暑いけど頑張ってるんで、ぜひ橋立の魚を食べてください」「新しいからね、刺身でも何でもできる。気温落ち着けば、もっと新鮮な魚になるんやけど。気温が下がるまでもうちょっと我慢ですね」

水揚げされた初物は1日の夜競りにかけられ、2日にはスーパーなどの店頭に並びます。