J2で下位に沈むトリニータは31日夜、ホームで上位の磐田と対戦。守備を立て直し7試合ぶりの無失点で引き分けに持ち込みました。
31日は竹中監督就任後の初のホームゲームとなった7位・ジュビロ磐田との一戦。前節からスタメン4人を変更して臨みました。
前半23分、トップ下で起用された天笠が持ち上がり自らシュート。トリニータが積極的な攻撃を見せます。試合の主導権は磐田に握られますが、センターバック・藤原を中心にピンチの芽を摘んでゴールを守り切り、得点を許しません。
守備はウイングを下げた5バックで守り抜き、後半こそ決定機を作られますが、バーにすくわれる幸運もあり、7試合ぶりの無失点。
一方、攻撃ではカウンターからチャンスを作りますが、枠内シュート1本と決定力を欠きゴールは生まれず。攻守で改善の兆しを見せたトリニータは上位相手に0-0と勝ち点1を分け合いました。
(大分トリニータ・天笠泰輝選手)「守備から攻撃というのが僕たちのサッカーだと思っています。後はチャンスを決めて勝つことだけなので、守備はゼロをしっかり続けてまたやっていければいいかなと思います」
31日はこの試合で守備面でチームを支えた藤原がレンタル元の浦和へ復帰することが発表されました。守備陣の要が抜けて堅守を保てるかが課題となりそうです。














