おととい開通したのは、東海環状自動車道の本巣IC~大野神戸ICを結ぶ6.8キロの区間です。

(NEXCO中日本 縄田正社長)
「特に今回開通した区間は、関西・北陸・岐阜県をつなぐ、ダブルネットワークが完成することになる」

今回の開通で、愛知・岐阜・三重を結ぶ東海環状道の約9割にあたる134.6キロがつながり、岐阜県内では関西エリアに向かうルートが増えました。開通初日の本巣パーキングエリアでは…

(岐阜・神戸町から)
「走りやすかった。スムーズで良かった」
(大垣市)
「こんなに栄えるとは。下道でよく来ていたけど、たまには高速を使おうかな」
(岐阜・北方町から)
「工事していたのを見ていて、できたら乗りたいなと思っていた。初日に来られてよかった」
「これから大阪や北陸にでかけるときは、ここのインター使おうかな」

東海環状道の工事は、養老ICといなべIC間を残すのみとなりました。NEXCO中日本によると、この区間にある養老トンネルの工事中に大量の湧水が発生するなどしたことで、開通時期は未定だということです。

とはいえ、今回の本巣と大野神戸間の開通によって、地元には大きなメリットが…

おととし本巣市に開園した「もとまるパーク」。本巣PAに隣接しているため、高速道路を使って訪れる人が今後増えるのは間違いありません。

(もとまるパーク 道脇元施設長)
「高速を使って短い時間で、本巣市に来てもらえるのが大きなメリット」

パーク内には、水遊びができる「せせらぎ水路」などがあり、家族で楽しめます。

(水遊びしていた子ども)
「楽しい。水遊びできる」「お水楽しい」