ふるさとに息づく伝統芸能を守り育てるため設立された石川伝統芸能支援経済人会議の総会が29日開かれ、観光面でも誘客効果がある地域の芸能の担い手を支えていくことを確認しました。

経済人会議は2022年7月、金沢商工会議所と金沢経済同友会、県芸術文化協会が連携し設立されました。251人の経済人が会員となり、いわゆる「令和の旦那衆」として格調高い芸能を支えます。

総会では伝統芸能の継承と普及に貢献した、県邦楽舞踊協会の杵屋喜三以満さんら邦楽舞踊家22人と芸妓らに奨励金が、金沢の3つの料亭組合に助成金がそれぞれ贈られました。


また今年度新たに創設された料亭経営奨励金は13の料亭に贈られました。

経済人会議では今後も継続的に担い手の育成、芸能の継承をバックアップするとしています。