豪雨災害でJRの一部区間では運行見合わせが続いていて、沿線の霧島市と湧水町では、運行再開に向けた要望書を提出しました。

肥薩線は吉松と隼人の間で、また日豊本線は霧島神宮と国分の間で運行を見合わせていて、JRでは今月26日から国分と霧島神宮発の代替バスを運行しています。

きのう29日、沿線自治体の霧島市の中重市長と湧水町の池上町長は、JR九州の海老原毅・鹿児島支社長を訪ね、運行が再開した際の列車の本数確保や、通学の実情に考慮した代替交通の確保を要望しました。

JR九州はあさって9月1日から肥薩線の吉松と隼人の間で平日に代替バスを運行しますが、通学で利用する高校生が多いとの要望を受けて、当初の1日9便を11便に増やしました。肥薩線は年内の復旧が難しいことから、来月の利用状況を見て対応を考えるとしています。