猛暑の影響で、ひと月最大2万5000円アップも…?
この夏は、非常に厳しい暑さが続きました。実は6月末の時点で、AIに気象データや農作物の価格の見通しを学習させて、どれぐらい家計の負担が増えていくのかという試算を出していました。それぞれのシナリオを見ていきたいと思います。
【4人家族の月平均 猛暑インフレによる影響】(第一生命経済研究所 柏村祐主席研究員によると)

【安定シナリオ】確率15%
気温は高め
天候は比較的 安定
農作物 生育が順調
→ひと月で+500円
【標準シナリオ】確率55%
全国的な猛暑
大規模な天候不順 限定的
野菜価格 高止まり傾向
→ひと月最大で+9000円
【価格高騰シナリオ】確率30%
記録的な猛暑
干ばつや局地的豪雨 頻発
農作物不作、価格急騰
→ひと月最大で+2万5000円
日比キャスター:
「価格高騰シナリオ」だと、桁違いの試算が出ていました。

第一生命経済研究所の柏村祐主席研究員は「想定外の気象状況により、『価格高騰シナリオ』が濃厚になっている」とし、「例えばリモートワークを出社に変えて、クールシェアリングして冷房などを使わずに、家の電気料金を抑えていくというような、『行動変容』をせざるを得ないのではないか」ということです。














