農林水産省は、長野県内のコメの収穫量について、「去年並み」との見通しを示しました。


農林水産省が29日に発表した、今月15日現在の10アールあたりのコメ収穫量は、去年と比べ、「上回る」または「やや上回る」が13の府と県、「去年並み」が29都道府県、「やや下回る」が4県となりました。

長野県は、10アールあたりの収量が604キロだった「去年並み」と予想されています。


農林水産省では、7月以降の高温や渇水の影響で枯れ上がりなどが一部地域で見られているものの、田植え時期の5月以降、日照時間が長く推移し、生産はおおむね良好な見込みと分析しています。


一方、今月15日以降の高温傾向が続いていることなどから、コメの品質への影響に留意する必要があるとしています。