霧島連山の新燃岳は、噴火警戒レベル3の入山規制となっています。

新燃岳は6月27日から断続的に噴火しており、気象台によりますと、28日午前4時53分に噴煙が火口から5500メートルの高さに達する噴火が発生。この噴火は28日午後2時50分に停止しましたが、　28日午後6時23分にも噴火が発生し、29日午前8時30分まで続きました。

29日午後5時の気象庁の発表によりますと、29日午後6時～30日正午までに噴火が発生した場合、下記の方向・距離に降灰および小さな噴石の落下が予想されます。

※噴火発生時、噴煙が火口縁上3000mまで上がった場合の火山灰および小さな噴石の落下する範囲です

◆29日午後6時～29日午後9時まで
方向：北西　降灰の到達距離：40km　小さな噴石の到達距離：2km

◆29日午後9時～30日午前0時まで
方向：西　降灰の到達距離：30km　小さな噴石の到達距離：3km

◆30日午前0時～30日午前3時まで
方向：北西　降灰の到達距離：30km　小さな噴石の到達距離：3km

◆30日午前3時～30日午前6時まで
方向：北西　降灰の到達距離：30km　小さな噴石の到達距離：1km

◆30日午前6時～30日午前9時まで
方向：北西　降灰の到達距離：30km　小さな噴石の到達距離：1km

◆30日午前9時～9日正午まで
方向：北西　降灰の到達距離：40km　小さな噴石の到達距離：2km

噴火発生時、小さな噴石の落下が予想される範囲内では、屋内や頑丈な屋根の下などに移動してください。

29日午後6時～30日正午までに降灰が予想される市町村は、以下の通りです。
宮崎県小林市、えびの市、都城市、高原町、鹿児島県霧島市、伊佐市、姶良市、湧水町、さつま町、熊本県人吉市、錦町、あさぎり町、球磨村