大分県別府市で29日、中学生が学校や家庭で感じている思いを発表する「少年の主張」県大会が行われました。
少年の主張は県青少年育成県民会議などが毎年開催していて、今年は県内22校から1521人の応募がありました。事前の審査で選ばれた10人が大会に出場し、学校や家庭での日常生活で感じている思いや、家族との絆、悩みを乗り越えた体験などを発表しました。
最優秀賞には竹田市立竹田中学校の島村音羽さんが選ばれました。島村さんは自身の病気の経験を通して、思いやりの大切さを学んだと語りました。
(島村音羽さん)「逃げても良い。あなたがあなたを大切にすることは何よりも意味があることだよ。そう過去の私に、そして今、同じように苦しんでいる誰かに伝えたいです」
最優秀賞に選ばれた島村さんは11月の全国大会に出場します。














