鹿児島県の最低賃金をめぐり、労働者側と企業側の6回目の話し合いがきょう29日行われていて、現在も議論が続いています。

(記者)「最低賃金をめぐる労使による6回目となる話し合いがまもなく始まります。きょうで結論がまとまるのか注目されます」

最低賃金は毎年、都道府県ごとに見直しが行われていて、鹿児島県は現在、953円です。

29日は6回目となる労働者と企業の代表による話し合いが行われていて、これまでの主張通り、労働者側は83円、企業側は64円の引き上げを提案しました。

企業側の提案する64円の引き上げとなった場合も、県内の最低賃金が初めて1000円を超えることになりますが、引き上げ幅を巡る19円差の溝が埋まらず、議論が続いています。