桜島の南岳山頂火口で、28日午後10時56分に発生した噴火が、28日午後11時26分現在も継続していて、気象台は「連続噴火が継続している」と発表しました。この連続噴火が始まって以降の最高の噴煙の高さは、火口から2000mです。
噴火警戒レベルは３の入山規制が継続中で、気象台は火口からおおむね２キロの範囲で、大きな噴石と火砕流に警戒を呼びかけています。

桜島降灰予報（定時）

２９日午前９時から正午までは火口から西の鹿児島市街地方向、北西の鹿児島市吉野方向に降灰が予想されます。

２９日午前０時から２９日午後6時までに噴火が発生した場合には、以下の方向・距離に降灰及び小さな噴石の落下が予想されます。

（時刻）（火口からの方向）（降灰の距離）（小さな噴石の距離）

▼２９日００時から０３時まで　北西（鹿児島市吉野方向）　４０ｋｍ　　３ｋｍ

▼２９日０３時から０６時まで　北西（鹿児島市吉野方向）　３０ｋｍ　　２ｋｍ　　　　　

▼２９日０６時から０９時まで　西（鹿児島市街方向）　　　３０ｋｍ　　２ｋｍ　

▼２９日０９時から１２時まで　西（鹿児島市街方向）　　　４０ｋｍ　　２ｋｍ　　

▼２９日１２時から１５時まで　北西（鹿児島市吉野方向）　３０ｋｍ　　２ｋｍ

▼２９日１５時から１８時まで　北西（鹿児島市吉野方向）　３０ｋｍ　　２ｋｍ　　　　　


期間中に噴火が発生した場合には、以下の市町村に降灰が予想されます。

鹿児島県：鹿児島市、薩摩川内市、日置市、いちき串木野市、姶良市、霧島市、垂水市