石川県が発注する地震と豪雨の災害復旧工事をめぐり、落札業者が決まらない「入札不調」が相次いでいます。

県は入札に参加できる業者を増やすため、要件の緩和に踏み切ることになりました。

県によりますと、能登半島地震と奥能登豪雨を受け、県が発注した奥能登2市2町の公共土木施設などの復旧工事について、4月以降、全体の16パーセントに当たる27件で落札業者が決まらず、入札不調となっていることが分かりました。奥能登の建設業者がすでに多くの復旧工事を請け負っていることで、人手不足が深刻化していることなどが要因です。