戦争で犠牲になった青森県出身者を悼む追悼式が青森市で開かれ、参列者が平和への誓いを新たにしました。
県が主催する戦没者追悼式は2025年で40回目を迎え、遺族や関係者ら200人余りが参列しました。
そして、日中戦争や太平洋戦争などで亡くなった約3万3000人の戦没者に祈りを捧げました。
また、県遺族会連合会の齋藤文昭 理事長が、平和への誓いを述べました。
県遺族連合会 齋藤文昭 理事長
「国民の全てが平和で心豊かに暮らせるような、よりよい日本を作るために、今後も尽くすことをお誓い申し上げます」
父親を亡くした 竹林愛子さん
「万里の長城・中国に行ってきた。お父さんが死んだ場所に。とにかく空にむかって『お父さん、娘の愛子ですよ!覚えていますか!』と泣いてきた。またいつか行きたい。あそこに行けば、お父さんに会えると思うから」
終戦から2025年で80年が経過し、遺族の高齢化が進むなか、参列する遺族は年を追うごとに少なくなっています。