時間が経つほど深まる悲しみ「全く反省もせず、このまま刑を終えて世の中に出てくると思うと恐ろしく思います」

事件現場(マークイズ福岡ももち)

殺害された21歳女性の母親
「事件から5年が経ちます」
「時間が経つにつれ、悲しみは深まり、日常にぽっかり空いた穴は埋まることはありません。悲しみで心が引き裂かれそうになり、考えるほど理不尽で悔しい思いでいっぱいです」
「加害者やその家族は、加害者が犯したことをどう思っているのか知りたいと思うのと、加害者が育った家庭環境や事件に至る背景が、私達遺族には未だに理解できません」
「私は心情伝達制度を通じて、加害者に遺族の気持ちを必死に伝えました。しかし、返ってきたのは酷い言葉でした。全く反省もせず、このまま刑を終えて世の中に出てくると思うと恐ろしく思います」