中部の経済を守るためにも…

(見学者)
「地震の時はどうするんですか?津波の時とか」
(佐々木企画課長)
「(先月30日の津波の時は)船は大きなスケジュール変更なく出入りしていた。船には津波注意報・警報が出ていると、アナウンスはここからした。家でテレビを見るのと違って(船では)知ることができないので」

この日は夏休みの見学ツアーが開かれ、豊橋市と浜松市から2組が訪れました。

(見学者)
「航空管制官のイメージはドラマなどでついていたが、船の場合は身近にあるのに交通を管理している人がいるというのは、あまり想像していなかった」
「いつも海から見える大きい船が全部ここを通っていると思うと、順番などを決めるのも本当に大変なんだろうな」

階段を上った先には大きなレーダーが。これで船の位置を日々チェックしています。船の安全を守ることは、自動車産業を中心とした中部の経済を支えることにつながっています。

(佐々木企画課長)
「航路を閉鎖するような事故を起こしてしまうと、中部の経済もストップしてしまうし、皆さんの生活にも不便を及ぼしてしまう。そういった事故の懸念を無くすために安全を守っている」