7月、ロシア・カムチャツカ半島近くで起きた巨大地震による津波対応を巡り、苫小牧市議団が、市に防災体制の見直しを求める要望書を提出しました。
要望書を提出したのは苫小牧市の市議会派「新緑」の6人です。
7月発生したカムチャツカ半島近くの巨大地震では、太平洋沿岸に津波警報が出され、苫小牧市では高台へ避難する車で渋滞が発生したほか、フェリーが着岸できなくなるなど影響が出ました。
要望では、情報伝達・周知体制の強化や避難所運営の改善などを求めました。
苫小牧市 山谷芳則市議
「渋滞とか高台が飽和状態になることが見えてきた。市民にいかに安全な避難していただくか」
苫小牧市は、今後の市議会でも議論を進め災害対策に生かす方針です。