熊本県は8月の記録的な大雨による被害を受け、最大で150戸の仮設住宅を建設する考えを明らかにしました。
県は今回の大雨被害で被災し、住宅を必要とする人たちは約900世帯に上ると推計しています。

そのため県は、民間の賃貸住宅を借りて応急的な仮設住宅として提供する「みなし仮設住宅」750戸分の予算を確保しました。残る150戸分は仮設住宅を建設する方針で、具体的な整備場所は被災した市や町と協議して決めます。
県はこうした生活支援などを含めた災害関係費として、約85億8000万円を追加する今年度の一般会計補正予算を専決処分しました。