病気などで外出が難しい子供たちにも大阪・関西万博を楽しんでもらおうという取り組みです

ロボットを通じてパビリオンを体験する「どこでも万博」が福岡県北九州市の病院で開かれました。

北九州市八幡東区の八幡病院で27日開かれた「どこでも万博」には、入院中の子供などおよそ10人が参加しました。

「どこでも万博」は会場に設置されたAIロボットを通じて病気や障害などで外出が難しい子供たちにも、万博を体験してもらおうというというものです

子供たちはイタリアパビリオンの様子を体験し、古代ローマ時代に作られた彫刻「ファルネーゼのアトラス」などが紹介されると、興味深そうに見入っていました。

参加した中学生
「映像でも迫力があってすごいなと思いました。つくった人や描いた人の腕がすごい」

この取り組みには北九州市内の特別支援学校の生徒なども参加していて合わせておよそ1000人の子供たちが遠隔で万博を楽しんだということです。