特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、青森県七戸町のコンビニエンスストアの店長に警察から感謝状が贈られました。
七戸警察署から感謝状が贈られたのは、ファミリーマート七戸ざるた店の店長・西野慎太朗さんです。
8月14日、店を訪れた高齢の客から「電子マネーを購入したい」と言われたということです。その理由がパソコンが急に料金を請求する画面になり、支払いをするためだったことから、不審に思い、警察に通報するよう促したといいます。
ファミリーマート七戸ざるた店 西野慎太朗 店長
「何度か止めましたが、カードは買っていきました。カードの番号だけは相手に伝えないようにしたほうがいいと。伝えてしまえば返金の対応もできないと伝えました」
県内では、2025年すでに98件の特殊詐欺が確認されていて、被害額は3億4900万円に上り、2024年の倍のペースで増えているということです。