6日朝、キャンパスで子グマ1頭が目撃された青森県八戸市の大学は、学生の安全を確保するため6日を臨時休校とし、部活動は明日7日も中止することを決めました。
今野七海 記者
「八戸学院大学のサッカー場の前です。目撃された子グマはこのあたりから、こちらのしげみの方へ走り去っていったということです」
午前6時ごろ、八戸学院大学のキャンパス内で、練習のためサッカー場に向かっていたコーチと部員が走り去るクマを目撃しました。クマは、大学に隣接する茂みに走り去ったということです。
クマを目撃 堀江拓矢さん
「(クマが)この間で横切るのを見た。大きさは人が四つんばいになった程度なので子グマかなと…」
大学は学生の身の安全を守るため6日の講義と、部活動をすべて中止にしました。
また、明日7日の講義は通常通り行うということですが、校内の学生の入り口を人目のつく場所に限定して開放するほか、部活動は引き続き中止にすることにしました。
大学によりますと、2025年は周辺でクマの目撃が相次いでいましたが、キャンパス内で目撃されたのは初めてということです。
八戸市では今年度、クマの目撃が87件で過去最多のペースとなっています。














