気づかずうつしてしまうおそれも…
福島県の感染者数は、8週連続で増えていて、ふくしま木もれ日クリニックの川井院長によりますと、収束の予測は難しいとしています。

ふくしま木もれ日クリニック・川井巧院長「今まだ(感染者が)増えてきている段階で、先週で高止まりの印象ではあるが、とはいえ学校などの集団生活も始まりはじめたところなので、感染のリスクそのものは上がると思う」
変異株ニンバスの、一般的に言われている症状としては、「カミソリを飲み込んだような強烈なのどの痛み」が特徴です。ただ、のどの痛み以外は風邪とほぼ同じ症状で、重症化が少ないということです。
川井院長によりますと、中にはのどの痛みもなく、一日で熱が下がる人もいるため、もしかしたらコロナかも知れないという意識で人にうつさないように努力をすることが大事だということです。

対策は、やはり消毒やマスクなどの基本的な感染対策が有効なようです。また、治ったとしても、体に、しばらくウイルスが残っている可能性があるとして、症状が強く出た日から10日程度は、濃厚接触を避けるようにしたほうが良いということです。
