“代引きトラブル”の難しさ

代引きに関する相談は、インターネット上の広告をきっかけにするケースが多くを占めています。
ITジャーナリストの三上洋氏は、
「ネット上の広告で見たものと実際届いたものが違う場合、証明が難しい。また、内容が認められても、返金の対応をしてくれるケースが多いクレジットカードと違い、代引は運送会社が支払いを代行しているだけなので、返金に難航することも多い」
と話しています。
相談者の平均年齢は57.2歳
国民生活センターによせられた代引きトラブルの相談では、購入金額が「1000円以上1万円未満」のケースが7080件と半分以上を占めており、「1万円以上5万円未満」が39.7%となっています。
また年代は50代、60代が多く、平均年齢は57.2歳となっています。
三上洋氏によると、年代が高くなるとクレジットカードで支払うことに抵抗がある人が多いということです。
“代引きトラブル” 防ぐには

トラブルに遭わないためにどうすればいいのでしょうか。
まずは、サイトをよく見ることです。
相場よりも極端に安い、2点目以上が大幅に値引きされている、日本語の表現が不自然など、少しでも怪しいと感じたら注文しないようにしましょう。
また注文前に、販売サイトの住所や連絡先等が記載されているか、記載されている住所に所在しているかを確認してください。
不安に思った場合は、消費者ホットライン「188(いやや)」に電話すると、最寄りの市区町村や都道府県の消費生活センター等を案内してくれます。
江藤愛アナウンサー:
「私は大丈夫」と思っていても、引っかかることはあると思いますし、最近SNSのショッピングは身近になっていてとても魅力的に見えるので、パパッと買い物をせずに1回ちゃんと見るのは大事ですね。
(ひるおび 2025年8月27日放送より)














