豪雪地帯もあり、車社会でもある新潟。

協会けんぽ新潟支部には、県内4万の事業所 74万人の加入者がいて、その加入者の検診結果では『運動不足』や『飲酒習慣要改善者』の割合が全国平均よりも高いことが分かっています。

そんな『高血圧』放置している人はいませんか。血管が悲鳴をあげているかもしれません。

【協会けんぽ新潟支部 保健師 看護師 安達智恵美さん】「血圧が高い状態がずっと続いていきますと、血管に負荷がかかりますので、段々血管が固くもろくなっていきます。血圧が高くなった時に血管が破綻して、脳出血ですとか脳梗塞ですとか、そういった大きな病気につながります」

高血圧を改善するにはどうしたら良いのでしょうか?
【協会けんぽ新潟支部 保健師 看護師 安達智恵美さん】「まず血圧を下げるのは自分の正しい血圧を知るということが大切です」

…ということで記者が測ってみることに。
【協会けんぽ新潟支部 保健師 看護師 安達智恵美さん】「二の腕の高さと心臓の高さが同じ高さになるように意識して入れてください」

ゆっくり深呼吸して測りましょう。家庭で測る場合、上が125を超えたら高い血圧と言われていますが…

【記者が血圧測定】「上が120の下が7」
【協会けんぽ新潟支部 保健師 看護師 安達智恵美さん】「基準の範囲に収まっていますので、今のところ安心かと思います」

一安心ですが、日々継続して測ることが大切です。
【協会けんぽ新潟支部 保健師 看護師 安達智恵美さん】「血圧は1日の中で変動しておりますので、決まった時間に測ることで自分の血圧を捉えやすいと思います」

そして日々の血圧を知った上で予防や改善に重要なのが『減塩』と『有酸素運動』です。

【協会けんぽ新潟支部 保健師 看護師 安達智恵美さん】「1日の塩分を5~6グラムにすることで上の血圧が5mmHg程度下がるということが言われていまして、元々血圧が高い方だとさらに効果があります」

有酸素運動は1日30分から1時間を週5日、1から3か月ほどで効果が現れるそうです。

協会けんぽでは会社に血圧計を設置することも呼びかけています。

まずは血圧を測ることから、はじめてみましょう。