市川修一さんと増元るみ子さんが北朝鮮に拉致されて、今月で47年です。
事件の風化が懸念される中、高校生たちが拉致問題を同世代に伝える勉強会を初めて企画しました。
(高校生)「拉致問題に関するキャッチフレーズを何か考えてもらって、お帰りの際に後ろのボードに貼って帰ってもらいたい」

今月23日、土曜日の静かな鹿児島県庁に続々と人が集まってきました。高校生たちが初めて企画した、「若者のための拉致問題勉強会」です。
(川内高校2年 羽島奈穂さん)「拉致問題解決を願う思いの輪が、広まれば幸いです」

冒頭であいさつした、川内高校2年の羽島奈穂(16)さん。活動を始めた頃は1人でした。
去年8月、市川修一さんと増元るみ子さんが拉致された日置市の吹上浜近くで行われた情報提供の呼びかけ。修一さんの兄・健一さん夫婦の横に羽島さんの姿がありました。














