「先に逝った息子に褒めてもらわにゃいけん」

人生の締めくくりを思い描きながら、竹内さんは今日も講演を行います。

(竹内昌彦さん 講演より)
「全力を尽くしたときね。人が認めてくれる。そして生きがいが見つかるんですよ」

「力いっぱいある中で、幸せの入口が見つかる。だから、面白うねぇときがあっても、力いっぱいやってみろ。必ず幸せが来るぞって、この子たちに言うてやってくださいね」

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見えないから見えたもの。最後にもう一つだけ、竹内さんは胸に秘めた思いを語ってくれました。

「やがてあの世に行くからね。そのときに、先に逝ってる息子に『お父さんええことしてきたが』って褒めてもらわにゃいけん。『ええことしてきたろうが』と偉そうにいうてやらにゃいけん」 

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そんな竹内昌彦さんが、今度は「手術さえすれば目の治る子どもたちを助けたい」と、新たな支援を始めました。

新シリーズは、後日配信予定です。

【第1話】「自殺するな 逃げてもいいから 死なずに待て」
【第2話】「これまで3回死にたいと...でも生きててよかった」
【第3話】「いじめで死ぬくらいなら...大騒ぎして周りに訴えろ」
【第4話】「こんな子が生まれたことが不幸...踏切へ何度も行った」
【第5話】「人生は思うように行かない...でもそこで全力を尽くせ」
【第6話】「元気な体をもろたくせに、簡単に首を吊るやつが許せん」
【第7話】「幼い長男の死を境に...生き方が変わった」
【第8話】「自殺しようとした人が、生きてて良かったと思えるように」

※竹内昌彦さんが理事長を務める、手術さえすれば目が治る子どもたちを支援する「ヒカリカナタ基金」はこちらです。https://www.hikarikanata.com/