映画になった竹内さんの半生「先生に命を救ってもらった」
岡山市南区の事務所で、映像の編集作業を進める山本監督です。強い信念を持って、映画の製作を進めていました。

(山本 守さん)
「映画になる前から『先生に命を救ってもらったんだ』という方が非常に多いんですよ。『生きる勇気をもらった』とか」
「本当に先生の『生き様』『くじけない気持ち』『へこたれない気持ち』『跳ね返す強い意志』みたいなのをそのまま映画に表現できたら。それが十分社会に役に立つと私は思っています」

各地で上映会を行った後、希望する学校などでも見てもらうという映画。竹内さんの思いを、もっと多くの人に届けるのが目的です。

映画は完成後、学校や公民館などでの自主上映だけでなく、岡山市民会館での大規模上映、竹内さんを応援する全国各地の支援者の皆さんが主催する上映会などで上映され続けてきています。
映画を実際に観てみたいという方は、「拝啓、竹内昌彦先生映画化実行委員会」改め「映画『見えないから見えたもの』をみんなで広める会」(https://eigakatakeuti.jimdofree.com/)にお問い合わせください。

映画にもなった竹内先生。講演だけではない、新たな支援を始めていました。
【第9話】「本当は、目の見える人生を送りたかった。でも...」に続きます。
【第1話】「自殺するな 逃げてもいいから 死なずに待て」
【第2話】「これまで3回死にたいと...でも生きててよかった」
【第3話】「いじめで死ぬくらいなら...大騒ぎして周りに訴えろ」
【第4話】「こんな子が生まれたことが不幸...踏切へ何度も行った」
【第5話】「人生は思うように行かない...でもそこで全力を尽くせ」
【第6話】「元気な体をもろたくせに、簡単に首を吊るやつが許せん」
【第7話】「幼い長男の死を境に...生き方が変わった」