鹿児島県警は26日、県内に住む40代の女性がSNSで好意を抱いた相手から投資を持ちかけられ、1200万円あまりをだまし取られたと発表しました。
県警によりますと、今年7月下旬、県内に住む40代の女性がSNSで知り合った男から「仲良くなったら今度一緒に出かけよう。一緒になりたい」などと言われ、女性は好意を抱きました。
すると、男から投資用のアプリをインストールするよう持ちかけられ、初期投資として現金10万円を指定された口座に振り込みました。その後、アプリ内では利益が出ているかのような表示があり、また現金を引き出すことができたことから、女性は男を信用し、11回にわたってあわせて1200万円あまりを口座に振り込んだということです。
その後、男からは「利益を上げるためにはさらに投資する必要がある」メッセージが届いたものの、現金を引き出すことができなくなったことから女性が不審に思い、警察に相談したところ、だまされていることに気付いたということです。
警察はSNSやマッチングアプリなどで知り合ったものの、直接会ったことがなく、相手から投資の話を持ちかけられた場合には詐欺を疑って警察に相談するよう呼びかけています。














