サブ会場には、竹原っ子におなじみの「竹原音頭」が鳴り響き、踊りのレクチャーが始まりました。竹原市内の夏の盆踊りが少なくなる中で、この場所が伝統文化の継承の場に。3年目の新会場は、だんだんと地域の人の定番になっています。午後8時、いよいよ、打ち上げの時間です。

近藤志保 記者
「花火の打ち上げが始まりました。かなり広々、ゆったりと見えます」

3000発の花火が竹原の空を彩りました。

来場者たち
「初めて来ました。とてもきれいで。フィナーレすごいですね」
「意外と広くって、ちょっと花火は遠かったけど、雰囲気が楽しかったので来てよかったと思いました」
「3回目で初めてからずっと参加しています。人混みじゃないので、小さい子どもも連れてきやすくていいと思う」

鴨宮康仁 さん
「(Q.お子さんたちが楽しんでいる表情は見えた?)そのためにやっているんで、うれしいです。竹原市内の子どもを中心に、お父さんお母さん、ご家族に楽しんでいただける祭りをまた作っていきたいと思います」

竹原市は、消滅可能性自治体のひとつです。行政と民間を含めた、子どもから大人が一緒になって、未来を考える会議も開かれています。少子高齢化が進んでいますが、それぞれの行事を続けていくために、若い世代が積極的に関わって盛り上げているのが垣間見えた1日でした。