県は、農業用水の渇水対策を支援するための費用などを盛り込んだおよそ83億円の一般会計補正予算案を来月3日からの県議会9月定例会に提出します。
県によりますと、9月定例会に提出する一般会計補正予算案は82億9600万円です。

このうち、降水量不足に伴う農業用水の渇水対策を支援するための費用に1億円を計上しています。対象は市町村や土地改良区などで、水路や井戸の掘削、揚水機)の購入にかかる費用の2分の1を補助します。

このほか、先月30日にカムチャツカ半島付近で発生した地震による津波で被害を受けた漁業者に対し、漁具の回収と処分を助成する費用として2000万円を計上しています。

県議会9月定例会は来月3日に開会します。














