立憲民主党は常任幹事会を開き、先月の参院選について「事実上の敗北と言わざるを得ない」などとする総括をまとめました。

きょうまとまった総括では、先月の参院選について「現状維持の22議席の獲得にとどまった」ことなどから、「事実上の敗北と言わざるを得ない」としました。

これまでの総括案では「野党第一党の存在感が低下する選挙結果となった」などとしていましたが、党内から「より厳しい総括をすべき」との批判が相次いだため、「事実上の敗北」の文言を追加しました。

また、今後について、「重大な危機感を持ち、抜本的な体制の見直しを行い、党改革を進めていく」と記し、SNS発信など含めた「特命チーム」を幹事長のもとに常設することなども盛り込みました。

一方、自民党の参院選の敗北を受けた総括について森山幹事長は会見で、“できれば今週29日にも報告書をお示ししたい”とあきらかにしました。

来月2日に「両院議員総会」を開催し、公表する予定だということです。