大分市では、今年は例年より長い夏休みとなっています。プールで元気に遊ぶ子どもたちの姿が見られる一方、図書館で勉強に様子も見受けられます。子どもたちは残り少ない日々を思い思いに過ごしています。

大分市の河原内河川プールでは、川の水を利用しており、水温は23度から24度と、夏の暑さを忘れさせてくれます。大分市では、去年までこの時期にはすでに夏休みが終わっていましたが、今年は1週間の延され、平日にもかかわらず、多くの家族連れが水遊びを楽しんでいました。

(利用客)「楽しい」「冷たい」「ピアノで東京の全国大会に行って、ディズニーシーとかいった」「何回もプールいった」「夏休みが長くて、いい思い出が作れそうです」

一方、県立図書館の学習室では、夏休みの宿題や受験勉強に取り組む小学生や中学生の姿が多く見られました。

(小学6年生)「宿題は国語と算数。あと二日ぐらいで終わる」
(中学3年生)「受験に向けて勉強。一次関数とか中学2年生の勉強を中心にやる」

学習室はお盆の時期をピークに多くの子どもたちが利用していて、25日には児童や生徒をはじめ、163人が利用したということです。これまでより一週間延びた夏休みを活用し、ラストスパートをかけています。

(小学6年生)「前は夏休みが短かったから、今年はめちゃくちゃテンションが上がった」
(小学5年生)「夏休みがのびてうれしかったけど、宿題が終わらなくて…。漢字を全部終わらせたい」

県内の小中学校では、25日から順次始業式が始まっており、大分市では9月1日から新学期がスタートします。