手口は先代モデルから。盗まれた車の行方は海外か
――対策をしても、また新たな手口が生まれる「イタチごっこ」の状態ですね。
SUV専門店の男性:
そうですね。この話は300から始まったわけではなくて、200の頃からもそういう話があったみたいで。200の時も、ボディのどこかに穴を開けてそこから、というのは聞きました。だから、1世代前の200からそういう手口はもうあったんじゃないですかね。
――万が一、盗まれてしまった場合、その車はどうなるのでしょうか。
SUV専門店の男性:
うーん、どうなんですかね。詳しいことは分かりませんが、おそらくコンテナじゃないですかね。コンテナに入れて海外だと思います。国内ということはまずないと思います。
――国内での流通は難しいのですか。
SUV専門店の男性:
はい、絶対に割れる(発覚する)と思います。日本の場合、必ず車検というものがあって、車体番号と車検証が必ず紐付けされています。車体番号を触ることはできないので、そこを切除して付け替えない限りは難しい。仮に付け替えたとしても、もう1台の車が必要になってくるので現実的じゃないですよね。だから、国内での再販は不可能じゃないですかね。
――やはり海外での人気が高いから、海外に運ばれるということでしょうか。
SUV専門店の男性:
そういうことだと思います。具体的にどこなのかは分かりませんが、おそらくコンテナの中じゃないかなと。昔はよく「バラバラにして」とか言っていましたけど、そういうのかもしれないですし、その辺、詳しくは分かりません。














