「先生になる」「お母さんになる」2つの夢が叶った日

大上かおりさん
「その後も私の夢は変わることなく念願の先生になってそれから結婚して赤ちゃんを授かりました。待ちに待った陣痛がやってきた。今でも忘れません。陣痛がやってきた日、9月13日です」
「陣痛はみんなちょっと痛いっていうのは聞いたことある?ある人?陣痛って苦しいんだよ。あるよね」
「よく聞くのが鼻からスイカを出すとかどれぐらい痛いとかね、よく例えがあるんですけど、出産は想像できる自分の想像できる痛みの範囲をはるかに超えた想像できない痛みっていうのを知りました」
「出産を通して知ったこと、それは人の誕生、命の誕生が素晴らしいなということです。高校生の時に見た水中出産のドキュメント、あの出産が伝えたかったもの、何だったんだろうな?命と命をつなぐっていうこと。この地上に命をつなぐっていうこと。それっていうのはね、どれほど涙が溢れるかっていうこと」
「陣痛の辛い辛い痛みは命が誕生した瞬間、それはね深い、深い、愛情のスパイスに変わるんですね。何言ってんのって思うかもしれないけど、それほど陣痛ってね、本当に苦しいんだけど、みんなのお母さんたちはそういう思いを経験して、そして、みんながこのように誕生した瞬間から痛みをね、よく忘れるって、深い深い愛情が一瞬で生まれてくるんです。この痛みは神様のプレゼントなんだな、メッセージなんだなっていうことを感じました」