大上かおりさんの高校生からの夢

大上かおりさん
「初めに、私の高校生からの夢と夢が叶った日のことから話しますね」
「私は中学3年生の頃から将来の夢は先生になることでした。高校生、3年生になる時、選択科目の中に保育という教科がありました。迷わず、絶対保育しようと思って、保育を選び、自分の好きなことを学べる初めての時間がとっても楽しかったことを今でも覚えています」
「この博多高校もね、いろんな学びができる高校ですよね?」
「この保育の授業で私の将来の夢がもう1つ増えました。それはいつかお母さんになりたいということでした」
「授業の中で水中出産、聞いたことあります?水中出産、聞いたことある人、どれくらいいますか?あ、いないですか?マイナーですね」
「普通は地上で産むんだけど、水中出産ってのはお母さんが、例えばお風呂のようなところだったり、世界だと海とか、水の中で赤ちゃんを出産する方法です。それを私は高校3年生、ちょうどみんなと同じぐらいの時に学校の授業で、ドキュメントで見ました。授業の中で水中出産見たんだけど、博多高校の皆さんの中には看護コースやキャリアデザインの学びの中で出産の映像を見たことあるよっていう人はどれぐらいいますか?出産全然いないかな?じゃあ、私が高校の時に受けた授業はもしかしたらかなりレアだったのかもしれないですね」
「当時高校生だった私にはとてもいい意味で衝撃的でした。お母さんになるってどういうことだろうって考えた授業でした」