明治安田サッカーJ2のカターレ富山は23日、アウェーでジュビロ磐田と対戦。0対2で敗れましたが、後半、粘りのシュートを連発しました。

J3降格圏内の18位に沈むカターレは、これで4試合勝ち星がありません。

対戦相手の9位・磐田にはことし3月、ホームで勝利しています。今回も勝ち点3を奪いたいところですが、立ち上がりから相手のペースに押されます。前半4分。磐田にフリーキックからの連携プレーで早々に先制点を許します。

さらに前半22分。今度は浮き球をボレーシュートで合わせられ追加点を許します。

このあとも再三ゴールを狙われますがキーパー田川が身体を張ってなんとか阻止。防戦一方のまま前半を終えます。

【後半】2点を追いかける後半。少しずつ流れを掴み始めます。

【後半22分】今度は右サイドのクロスから吉平がヘディングで落として最後は松田!これは惜しくも相手の守備に阻まれます。

【後半25分】伊藤が敵陣でインターセプト。得意のドリブルでそのまま一気に駆け上がりクロスを放ちますがこれは味方が対応できません。

【後半28分】今度は逆サイドへの長いクロスを、待ち構えていた、濱が合わせますが、キーパーの正面でした。

【後半42分:松田ヘディング】それでもあきらめず最後まで果敢にゴールを狙いますが、一度もネットを揺らすことができずカターレは0対2で完敗。

これで5試合連続勝ちなしとなりました。

カターレ富山 安達亮監督
「(Q得点につながらなかったのは)簡単に言ってしまうとラストパスと最後のシュートの精度だと思いますけど、どのチームもここからが終盤戦大事な試合になってくると思うので、(J3自動)降格圏から脱出を早くできるように頑張っていきたいと思います」

カターレはJ3自動降格圏内の18位のままです。残留できる17位との勝ち点差は4となっています。

現地にはおよそ600人のサポーターが駆けつけたそうです。起死回生を狙うカターレ。次戦は今月30日、ホームで17位のロアッソ熊本と対戦します。